子供のう蝕率は二極化している?

コラム 2026.03.11
執筆
松野歯科医院 スタッフ
監修
院長 松野 彰仁・博士(歯学)/
副院長 松野 麻衣子

ここ30年でう蝕(虫歯)率が大幅に改善

最近の子供は虫歯が少なくなったと言われています。
厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査令では顕著な減少傾向が見られ、
特に小学生では、かつて6割~8割の子供に虫歯経験がありましたが、現在は2~3割程度まで減っています。

しかし、う蝕が多数ある子供も珍しくない

実際に診療をしていると
お口の中の状態が大きく2つに分かれる傾向があります


虫歯がなく口腔内もきれいに保たれている

虫歯が複数あり歯髄にも及んでいる。
反対側も同じ所見が見られることが多く、上下左右合計8本の虫歯があることが多い

なぜこんなに差があるのでしょうか?

虫歯は体質よりも生活習慣の影響を大きく受ける

虫歯は、昔のように多くの子供がなる疾患ではなくなってきました。
フッ素入り歯磨きの普及や予防歯科の知識の普及により、しっかり予防ができている子供は虫歯になりにくくなっています。

どうすれば虫歯ゼロにできる?

  • おやつをダラダラ食べない
  • グミ、キャラメル、チョコレートなど粘着性の高いお菓子の摂取頻度を下げる。
    ゼロにしなくても大丈夫です
  • 仕上げ磨きの習慣化
  • 定期的に歯科医院で虫歯チェックをうける

6歳までにこのようなことを習慣化させることで、その後の虫歯リスクを大幅に減らす事ができます。

当院には学校帰りに一人で来院して口腔ケアを頑張っておられる子供たちがたくさんおられます。小さい頃から予防の大切さを理解し、自分で歯を守ろうとする姿を見ると、とても嬉しく感じます。
そして、この習慣を支えているのは、保護者の日々のお声かけだと思っております。

当院では、保護者の方と連携しながら子供さんの口腔ケアに取り組んでおります。何かお口のことで気になる事があれば、お気軽にご相談くださいませ。

監修者プロフィール

  • 院長 プロフィール画像

    院長

    松野 彰仁

    博士(歯学)/日本口腔インプラント学会・日本補綴歯科学会 所属
    大阪歯科大学大学院修了後、大学講師やインプラント専門外来担当医等を経て2013年に松野歯科医院を開業。地域医療や学校医・嘱託医としても幅広く活動中。

  • 副院長 プロフィール画像

    副院長

    松野 麻衣子

    大阪歯科大学 欠損歯列補綴咬合科 病院医員勤務経験(2007年〜)
    大阪歯科大学卒業後、同大学病院(欠損歯列補綴咬合科)勤務や小児歯科専門クリニックでの研鑽を経て松野歯科医院を開業。小児歯科から補綴(かぶせ物・義歯)まで、幅広い診療経験を持つ。

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